『革命のファンファーレ 現代のお金と広告』
おはにちばんは!ロディです⍢⃝
雨も降る中、急に温度がグッと下がり、冬らしさを取り戻した今日ですが、最近読書にハマってます。大学生くらいまではザ・現代っ子で活字を読むのが苦手だったぼくですが、今は電車の中やランチで注文したメニューが出てくるまでのわずがな時間、暇さえあれば読書をしています。
そこで、今巷で有名なこの本、みなさんご存知でしょうか。芸人 キングコング西野亮廣さんが描いたビジネス本『革命のファンファーレ 現代のお金と広告』
詳しくは本屋さんで購入して読んで頂きたいのだが、内容は西野(ぼくはただの一般人なので、ここらからいつも通り芸能人を呼び捨てさせて頂く)が、昨年発表した絵本『えんとつ町とプペル』の制作から販売までの軌跡を書き連ねたもの。その裏側には、様々な戦略や仕掛けがあるのだが、これがなかなかの策士。ネット社会を逆手に取ったり、他人の時間をうまく活用したり。
普段ぼくが知っている西野はゴッドタンでの顔。おぎやはぎや劇団ひとりにネタで言わされてて、「尾田栄一郎さんが漫才やったらゲロスベりする」とか「地獄に落ちるよ」とか。劇団ひとりと恒例の服ビリビリ破きは圧巻。ズボンも破けて、出ちゃってるし(笑)最近放送した、二人がスタジオで自分の髪の毛をハサミで切っていたのはさすが芸人だな〜って思った。劇団ひとり、ボンビーガールとかで急に短い髪で出てて、このくだり知らない人は「なに、あの髪型?」ってなるだろうね。
余談はさておき、そんな西野。アンチが多いようだが、ぼく自身は好きである。だからこそ、実はマジですごいやつなんじゃないかって感動。今や好感度低い芸人とかでアメトーークにも出ているが、昔ははねトびで人気を博していた。普通にイケメンだし知名度もあるしファンもいる。それを抜きにしても西野はすげえ。センスがあって計算高い。
まず、この本、表紙が目立つ。赤の背景に赤シャツを着た西野。そして、白字のタイトル。続いて目次。緊迫感を伝えるスタイリッシュな見出しとデザイン。とある一例として、
“お金を稼ぐな。信用を稼げ。「信用持ち」は現代の錬金術師だ。”
いやいや、お前はワードチョイスの魔術師か。
本の内容にしても、読みやすいし小難しいことは書いてないので、スラスラ読める。おい、1500円出したんだ、もっと噛みしめさせてくれ、2.3日で読み切ってしまったではないか。
この本を読む読まないは人それぞれ。購入したが賛否両論ある、どう感じるかも人それぞれ。ただ、この本を通じて、西野は現代のお金の価値や働き方に警鐘を鳴らしてくれている。インターネットが発達したことで、この点については数十年前と明らかに変わっている。今までの常識に囚われない生き方が求められてくるのは明白だ。
“生存競争は「弱肉強食」ではなく「適者生存」だ。いつの時代も、強い者ではなく、環境に適応した者が生き残る。”
“さあ、何をする?キミの革命のファンファーレを鳴らすのは、キミしかいない。”