夢追い人ロディ⍢⃝

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『腸内フローラ10の真実』

おはにちばんは!ロディです⍢⃝

久しぶりの更新✨ゴールデンウィークが明けましたが、みなさん帰省したり、家族と過ごしたりと束の間の休息をされたかと思います。ぼくはこの機会を利用して、4日間のファスティング、いわゆる断食をやることにしました。

福岡県篠栗町 若杉屋


標高300メートルのところにあるこの旅館は、なんとファスティングを行うための施設。もちろん普通の旅館としても利用することができますが、月に何度か2泊3日コースか3泊4日コースでファスティング体験をすることができます。体質改善は腸内環境を整えるところから、ということを聞いたことがあるので、貴重な休みを全て使って体験してみました。


まず、冒頭でもお話ししましたが、ファスティングというのは断食のことです。断食と聞くと、え?何も口にしないの?と思われがちですが、若杉屋では栄養がたっぷり入った酵素ドリンクを飲むことができます。そのため、固形物を食べていなくても不思議と空腹感を感じることなくリラックスすることができ、また、近くには娯楽施設もなければ、コンビニさえもないので、誘惑が全くなく集中してファスティングに取り組むことができます。さらに共通の目的を持った宿泊者の方々と一緒に過ごすので、仲間意識が芽生えて、ともに頑張ろうという気持ちになります。


ファスティングについて少し触れたところで、では若杉屋に置いてあった本から一冊紹介。『腸内フローラ10の真実』

ぼくたちの腸の中にはなんと100兆以上の細菌が住んでいて、その腸内細菌は人間が食べたものをエサにして、互いに助け合いながら生きる“生態系”を作っている。その最近たちの生態系のことを「腸内フローラ」と呼ぶ。実はこの腸内フローラ次第で「やせ」にも「肥満」にもなるし、糖尿病の改善も期待できる。さらにはお肌の若返りや鬱症状の改善、花粉症やアレルギー、がんまでも防いでくれたり、あなたの性格の形成にまで関わっていることが最新の研究でわかっている。

“私たちは、腸内細菌と共に生きています。「私」とは、じつは「腸内細菌と私」なのです。”


腸内フローラの効果は先に述べた通り、たくさんあるので、一つだけ誰もが知りたいであろう情報をご紹介する。


腸内フローラダイエット!?



ワシントン大学のジェフリー・ゴードン氏の研究によると、「肥満フローラ」を持ったマウスと「やせフローラ」を持ったマウス、二つのグループをおよそ1ヶ月間、同じエサと運動量で育てた。すると、「やせフローラ」を持ったマウスは特に変化はなかったが、「肥満フローラ」を持ったマウスは脂肪がどんどん増え太ってしまったのである。つまり、同じ食事、同じ運動量でも、腸内フローラ次第で太ってしまうとういうのが科学的に証明されたのである。

しかし、この「肥満フローラ」を「やせフローラ」に変えることは可能である。結論から言うと、バクテロイデスという短鎖脂肪酸を作る細菌たちに食物繊維を与えてやることである。偏った食生活が続いて食物繊維が不足すると、これをエサにしている細菌たちが減っていく。これが「肥満フローラ」になってしまう原因だと考えられている……(難しいので簡単に要約すると)要はダイエットしたい人は野菜(=食物繊維)を多めに食べれば、「肥満フローラ」を「やせフローラ」に変えていけるということである。腸内フローラ自体の変化は食事の24時間後にはすでに始まったが、目に見えるはっきりとした効果などはすぐには表れないようなので、まずは数週間、野菜をちょっと多めに食べるよう心掛けてみる、それが肥満体質脱却の第一歩である。


食生活に野菜は大事だと、散々いろんな情報を聞いてきたが、細菌レベルで大切だということは初めて知った。食物繊維は腸内細菌のエサだと知り、その腸内細菌が私たちの体の中で大切な働きをしてくれていることを考えると、野菜を食べるのが楽しくなって来ないだろうか?楽しくできるダイエット、まさに理想の姿である。皆さんも野菜を食べるときに、お腹の中の細菌たちが喜ぶ様子を思い浮かべてみてはいかがだろうか。いい菌を育てられるかどうかは私たち次第である。