フリーハグをやり始めた結果…
おはにちばんは!ロディです⍢⃝
ぼくは自称プロフリーハガーです。
2017年5月末、新卒で入社した会社を退職し、 同年6月からフリーハグを始めました。やり始めた最初のきっかけは、YouTubeの「渋谷でフリーハ グをやってみた」という動画を見たことです。
当時はアルバイトもせず、生粋のニートに成り下がり収入がゼロだ ったので、今日を凌ぐメシもない、そんな日もありました。転職活動はしていましたが、イマイチ自分のやりたい仕事がわから ない。だからといって遊ぶお金もない。東京で一人暮らしをしていたので すが、埼玉の実家に戻ったらいよいよ親に甘えてダメになりそう。そこで、失うものが何もなくなったこんなときだからこそ自分が心の底からやってみたいことにチャレンジしてみようという ことで、フリーハグを始めました。そのきっかけとなる動画を見た僕は、
「めちゃくちゃ楽しそう。」
その衝動を抑えられず、気付いたらもともとほとんどない食費をさ らに削ってスケッチとブックとカラーペンを買いに自転車を走らせていました 。自分なりのデザインで“ FREE HUGS ”と書き、目的を明確にするために“for smile”という言葉も付け足しました。
そして、すぐさま渋谷の駅前に行き、恥ずかしさや緊張の気持ちを 抱きながらもいざ始めると、数秒後には1組の男女が来てくれてハグをしてくれ ました。緊張の糸がほどけ、とても温かい気持ちになりました。
そこからは毎日毎日スケッチブックのみを片手に渋谷に行きフリー ハグをしました。ハグをしてくれた人、みんなの笑顔が見れて本当に楽しかったです 。フリーハグ仲間ができたり、常連さんができたり、たくさんの出会 いもありました。
再就職後は大阪に勤務になり、現在は異動で福岡にいます。やはり、その土地土地での人柄なども違い、渋谷とはまた違った楽しさを感じることができました。
今までフリーハグをやった場所は、以下になります。
【東京】
・渋谷
・池袋
・品川
・巣鴨
【大阪】
・梅田
・難波
・心斎橋
・四ツ橋
【福岡】
・博多
・天神
最初にあえて、自称“プロ”のフリーハガーと書かせて頂きました が、その理由として、ぼくがフリーハグをやる上で守るべきルールを遵守 しているからです。オリジナルで定めたものですが、例えば一緒にやりたいという人が いてぼくの隣でやる以上は、このルールを守ってもらうようにしています 。
・性別、年齢、国籍を問わない
・禁止された区域でやらない
・「フリーハグやってます!」とこちらから声を掛けない
・スケッチブックを掲げたまま歩き回らない
・2人以上でやらない
・飲酒後にやらない
・その他、公共の迷惑となるような行為をしない
これらを徹底することで、下心がある、出会い目的でやる、無理や りハグを強要するといった人たちと差別化を図っています。
これまで日本でしかやったことがないですが、再来週インドネシアに行き、初海外フリーハグを決行します。文化、宗教の違いもありますが、いつかはフリーハグで世界中を旅 してみたいです。そして、夢はハグの文化を日本に浸透させることです。
ハグがどれだけ素晴らしいものなのかを伝えて、誰しもが抵抗なくできるような環境作りができればと思っています 。