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福祉住環境コーディネーター2級 合格までの道のり

おはにちばんは!ロディです⍢⃝

 

 

さて、今日は題名にも書いてある通り、福祉住環境コーディネーター2級の合格方法を書いていきたいと思う。あまり有名な資格というわけではないので、需要があるかは正直不明だが、一応紹介していく。

 

そもそも、福祉住環境コーディネーター検定試験とは…

 

福祉住環境コーディネーターとは、高齢者や障がい者に対し、できるだけ自立しいきいきと生活できる住環境を提案するアドバイザーです。医療・福祉・建築について体系的に幅広い知識を身に付け、各種の専門家と連携をとりながらクライアントに適切な住宅改修プランを提示します。
バリアフリーとは、段差をなくしてスロープを付けることだけではありません。年のとり方が人それぞれであるように、必要とされるニーズも千差万別です。そのため、クライアントの特性にマッチした住環境を提案・実現するには、様々な分野の専門家とわたり合い調整を行うことのできる総合的な知識が欠かせません。
わが国は世界でも類を見ない速さで超高齢社会に突入しており、あらゆる業界において高齢者を意識したビジネスに大きくシフトしつつあります。このような状況の中、医療・福祉・建築について総合的な知識を身に付けている福祉住環境コーディネーターへの社会的ニーズは確実に高まっています。

(福祉住環境コーディネーター検定試験HPより引用

 

検定試験は、毎年7月と11月に行われ、例年総受験者数は1万人程度。3級~1級があり、1級については合格率10%以下と難易度はなかなか高め。そして、今回ぼくが挑戦したのは2級で、合格率は40~50%と比較的受かりやすい級である。しかし、2級の受験者の傾向としては、介護現場や住宅現場ですでに知識がある人が多いので、割と合格率は高い。一方で、3級についてはそういった現場で勤務していない方の受験が多いため、合格率は30~40%と低く、しかも受験者数も2級の半分以下。一応ぼくも住宅メーカー系で働いているが、転職で入社したばかりで知識についてはほとんど皆無。このような背景でぼくがどのような勉強方法で2級に合格できたかを紹介していく。

 

①スケジュール設定

2級の勉強方法とネットで調べてみると大体2か月~3か月あれば大丈夫と書いてあったので、間をとって2か月半と設定。そして、公式テキスト、過去問を購入し、どのように進めていくか勉強方法を確立した。

 

②勉強するにあたって

無知のぼくが独学で挑戦するのはさすがに無謀なので、まずは公式テキストと過去問を購入。ラインナップは以下の通り、いずれもメルカリで定価の半額以下で購入させて頂いた。出品して下さった方々ありがとうございます。

 

・公式テキスト

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・問題集

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・過去問

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③公式テキスト一通り目を通す(1.5ヶ月)

この試験は全てマークシートで、選択肢の文言については公式テキストに載っている文が丸々出題される。応用問題等はないので、極端な話公式テキストの文を一言一句覚えてしまえば合格は絶対にできる。しかし、約450ページあるテキストを一言一句覚えるのは時間の無駄、というか不可能なので、過去問を解いて問題傾向をつかむというのがセオリーである。ただ、1ヶ月半は過去問には手を出さず、まずテキストを一通り目を通すという作業を実行した。理解できない部分については流して読むことにして、とりあえずどのような内容に言及しているかを知るということだけに重点を置いた。テキスト441ページを1日10~12ページで読めば、37日~45日で終了する計算だ。しかし、仕事終わりに夜勉強するので、ただ読んでいるだけではどうしても眠くなる。この作業が正直一番時間がかかり、今思うと効率も悪かった気がする。

 

④問題集一周目(2週間)

公式テキストは第1章~第7章で構成されているが、章別でまとめられた問題集を一周解いてみた。そして、間違えて選んだ選択肢、正答の選択肢、記憶が不確かな選択肢については、テキストを見直し、蛍光ペンでマークをした。ここが今回のポイントで、ぼくは基本的に教科書やテキストに蛍光ペンは引かない。そもそもテキストを汚すのが嫌いだし、教科書に書いてあることは全て大切なので、大切な部分に蛍光ペンを引いていたら最初から最後までマーカーでまっ黄色になってしまう。しかし、この試験に関しては、狙われる部分が割と限られ、似た問題が頻出されるので、効率的に勉強する為にはマーカーを引くというスタイルを選択した。

 

⑤第32回目~第39回目過去問+予想問題2回分 一周目(2週間)

今回の試験は第40回目になるので、最新8回分の過去問と2回分の予想問題を解いた。ちなみに合格ラインは100点満点で毎回一律70点なのだが、過去問、予想問題全て70点を超え、2ヶ月で合格ラインにもっていくことに成功。復習方法については上記の通り。

 

⑥弱点箇所克服(2日間)

例えば、「3年おきに行われる介護保険の改正箇所」「住宅改修品目、福祉用具貸与・購入の給付対象」「介護に携わる福祉住環境コーディネーター以外の関連職について」など、弱点箇所や紛らわし部分についてノートにまとめた。やはり自分の手で書くと記憶として定着しやすい。

 

⑦問題集二周目(5日間)

記憶の定着と一度解いていることもあり、正答率が90%以上になる。しかし、まだ間違えたり、曖昧な選択肢があったので、もう一度テキストと合わせて復習をする。

 

⑧第32回目~第39回目過去問+予想問題2回分 二周目(1週間)

正答率95%前後になる。しかし、一度も100点を取ったことがないので、まだ完璧とは言えないが、ここでタイムアップ、試験当日を迎えることになる。

 

 

振り返りとして、やはり「③公式テキスト一通り目を通す」が非効率だった。流し読みだったので、結果的に記憶としてはあまり残っていなかった印象。問題集、過去問ともに二周解いたのは合格のカギだった。おかげで頻出問題については完璧に攻略することができ、それ以外ついても一度どこかで見ている問題ばかりなので、正答を選びやすかった。結果として、反復練習が大切なんだということを大学受験以来実感した出来事だった。